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主催者の要望として言われたのは、
「法制の詳細説明が欲しいのではないんです。残業の上限や、有給休暇の義務化と言われても、実際にどうやって労働時間を減らせばいいのかわからない。そこを解説してほしいんです!」
確かに、法制を理解しても現場でのアクションが大事だなあと思い、実践的な内容で開催しました。
セミナーの前半は
「働き方改革とは何か?」
「働き方改革の背景は何なのか?」
の話し。日本の生産年齢人口がものすごいスピードで減少していることや、その中でいかに労働力を確保していくかについてお話ししました。
セミナーの中盤は、この4月から施行される、
「残業の上限規制」
「年5日間の有給休暇の企業への義務」
についての解説。
そして、セミナー後半では、労務管理上のリスクについて解説しました。
主な内容は
「長時間労働とメンタルヘルス不調について」
「長時間労働とハラスメントについて」
「ハラスメントとメンタルヘルス不調について」
つまり、
「長時間労働」「メンタルヘルス不調」「ハラスメント」
は、互いに大きく影響を及ぼし合う
『負のトライアングル』
なんです!
そして最後は、残業削減について、参加者みなさんで考えました。様々な工夫で残業削減に取り組んでいる企業の事例を見ながら、自社で取り入れることのできるものはあるのか?など、議論をしあいました。
経営者のみなさまにとっては、義務が増える法制改正ですが、従業員が元気にはつらつと仕事ができる環境づくりが大切ですね。応援しています!
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