MyCL メンタルサポート&コーチング
メンタルサポート&コーチングとは
IT業界のために開発された、メンタルヘルス不調を防ぐためのプログラム
厚生労働省の調査によると、メンタルヘルス不調による長期休業者が最も多い業種はIT業界です。なぜ、IT業界は不調者が多いのでしょうか?
<IT業界でメンタルヘルス不調者が多い原因>
・高い技術を求められることへのストレスやプレッシャーがある
・タイトな納期スケジュールで長時間労働が多い
・同じ姿勢でPC作業をする時間が長く、不健康になりがち
・駐在でのサービスも多く、周囲に気を許せない環境
・上司と部下が別拠点で仕事をしていることも多く、コミュニケーションが希薄
・個人での作業が多い
・人との関わりが苦手な気質の人が多い
MyCL メンタルサポート&コーチングは、IT業界およびIT人材を知り尽くしたカウンセラーがチームを組んで継続的にサポート。個々の直面している問題を効果的に解決するために、発達障がいの専門家や、栄養管理の専門家もサポートメンバーに加わっています。各分野の専門家が一丸となって、貴重なIT人材のメンタルヘルス不調を防ぎます。
継続支援によって実現される、メンタルサポートとコーチングの組み合わせ
組織で働く人のメンタルは、その時々の状況によって、モチベーション高く成果を出したいとイキイキとしている時もあれば、不調気味の時もあります。
MyCL メンタルサポート&コーチングでは、従業員との継続的かつ定期的な面談の中で、カウンセリングとコーチングを使い分け、その時に必要とされる支援を提供していきます。また、必要に応じて上司や人事労務部門と連携をして課題解決をしていきます。
※リファーとは、相談者の抱える問題に対して専門家に紹介したり、専門機関に支援を求めたりすることです。当社では、担当のカウンセラーの他にも、各分野の専門家が連携して従業員の課題に取り組みます。
<推奨するプラン(例)>
1.対象者を設定
例)離職率の高い入社から5年以内の従業員、メンタルヘルス不調で休職する率の高い30代、長時間労働の多いエンジニア職など
2.対象者全員に対して、セルフケア研修を実施(半日)
3.対象者とカウンセラーとの1on1での面談を定期的に実施(1回30分で半年に1度程度)
4.面談結果をカウンセラーから上司に報告、その後、必要に応じて上司と部下が面談
5.メンタルヘルス不調や健康不安、発達障がいの可能性などの問題が見受けられた場合、カウンセラーチームで検討し、上司および人事労務部に報告。必要に応じて専門家によるカウンセリングや、専門機関へのリファーを実施。
(報告やリファーは、本人の同意のもとでおこないます)
6.不調が無く、健康でモチベーションが十分に高い従業員には、より成果を出すためのコーチングを実施。
実際のプラン作成・お見積りは、ご相談ください。貴社に最適なプランをご提案します。
MyCL メンタルサポート&コーチングの目的
1番の目的はメンタルヘルス・マネジメント1次ケア・2次ケア
従業員のメンタルヘルス不調を防ぐには、不調を未然に防ぐ1次ケアと、不調を早期発見して早期対応をする2次ケアが大切です。
これらの対応のためには、上司が定期的に部下と面談をすることが有効だと言われていますが、面談には時間とスキルが必要です。十分な部下対応を上司だけで実施するのは難しく、結果的に部下のメンタルヘルス不調を防ぐことができない状況が多く見られます。
また、昨今のテレワークの広がりによって、従業員のストレスは増大しているにも関わらず、上司にとって部下の状況把握をすることはより困難な状況になっています。
メンタルヘルス不調の背景に、「発達障がい」が隠れていることも
うつ病などの心の病は、大きなストレスが原因で引き起こされます。ストレスの原因を理解することが重要ですが、そのストレスの背景に「発達障がい」がある場合があります。大人の発達障がいは、一見すると分かりにくい場合が多く、本人も自身の発達障がいに気づいていないケースも多いです。
発達障がいの疑いに気づき、その特性によって引き起こされている「働きにくさ」や「コミュニケーションの難しさ」を理解し、その人に合った対応が必要になります。これには、メンタルヘルスと発達障がいに関する、専門的な知識と経験が必要です。
身体の健康と心の健康は繋がっています
メンタルヘルス不調は、なんらかのストレスが原因で引き起こされます。それは、心理的ストレスに限らず、「身体へのストレス」である場合もあります。不規則な生活や、食事の乱れ、添加物の多量摂取などで身体がストレスを感じ、心の不調を引き起こしているケースが多く見られます。
生活習慣の不良で身体やメンタルの不調になっている従業員には、忙しい毎日の中でも無理なくできる食事指導・栄養指導を、必要に応じてご提供します。心の不調を食で改善する支援にも力を入れています。
健康な人には、より成果を出していくためのコーチングを実施
心身ともに健康な従業員には、前へ上へ向かっていき成果を出すためのコーチングを実施します。「不調者対応としてのカウンセリング」「発達障がい者対応」「健康な人へのコーチング」などを、面談をしながらカウンセラーが判断をして提供します。
MyCL メンタルサポート&コーチングの活用
従業員のメンタルケアに、外部のプロの活用を
不調者対応のカウンセリングと、成果を出していくコーチングをどちらも実施できるよう、IT業界を熟知したカウンセラーやコーチ、発達障がいの専門家、食と健康からメンタルサポートをする専門家など、各分野のプロがチームを作り従業員の面談を実施します。
忙しい上司・管理職が、業務時間を削って部下と面談をしても、上司の負荷が増えるだけで、効果的な面談にはなりにくい。面談をプロに任せて、その結果報告(※)を踏まえて上司が部下と面談をすることで、効果的な部下指導と不調の予防となります。
※従業員との面談内容は、カウンセラーの守秘義務にのっとり、従業員本人が了承した範囲での報告となります
メンタルサポート&コーチングの事例
【事例1】某IT企業のエンジニア(男性25歳)
常駐先の企業で、クライアントの子会社の社員から言葉の暴力や無視をされるなどのハラスメント行為を受けていた。本人は自分の実力不足が原因と感じていて上司にも相談できず、メンタルヘルス不調の手前の状況で離職の恐れもあった。
▶本人了解のもとで、カウンセラーから上司に報告。本人と上司とで面談をして状況を詳しく確認した後に、上司からクライアントに交渉をしてもらい解決した。
【事例2】某メーカーの技術サポート職(女性31歳)
毎月30時間程度の残業があり、帰宅後に家事の時間が十分に取れないことにストレスを感じていたが、男性上司からは「30時間しか残業させてないから楽だろう」と言われ、この職場ではやっていかれないと落ち込み、転職を考えていた。
▶本人了解のもとで、カウンセラーから上司に報告。上司は悪気はなかったのだが、女性部下が仕事と家庭の両立に負担を感じていることに気づいていなかった。上司と人事労務部門とで検討の結果、在宅勤務が可能な部署への異動が実現し解決した。
【事例3】某IT企業の中途採用者(男性34歳)
営業職を希望して中途入社をしたが、初めて会う相手との会話が上手くできないことが入社後にわかり、周囲から「それでなぜ営業?」と疑問の声があがった。本人は「営業職をやりたい!できます!」の一点張りで周囲との人間関係も上手くいかなくなり、うつ状態になりつつあった。
▶カウンセラーが発達障がいの可能性に気づき、専門家に相談。発達障がいの専門カウンセラーの対応により、本人にやりたいことと出来ることのギャップを理解させ、また、専門カウンセラーから組織にも説明をして、本人の働き方を一緒に検討。社内業務を担当することでトラブルがなくなり、成果を出せるようになった。
担当カウンセラー&コーチの紹介
赤地 好見
元SE、IT業界やSEが抱える問題を熟知した専門家
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銀座コーチングスクール認定コーチ
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国家資格キャリアコンサルタント
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メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種
株式会社オービックにSEとして勤務後、フリーのSEとして17年間、多数のプロジェクトに関わりながら、企業や病院のシステム構築に携わる。IT業界における客先常駐の難しさや、多様な立場のSEが協同する際に発生する様々なストレスを現場で経験してきた。
現在はキャリア支援者として、主にIT企業向けに面談や研修登壇など、実績多数。
桐山 梨奈
コーチング、メンタルヘルス支援の実勢多数
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銀座コーチングスクール認定プロフェッショナルコーチ
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国家資格キャリアコンサルタント/2級技能士
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メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種
大手人材派遣会社にてコーディネーター・営業職として18年間勤務。現在、企業向けにコーチング、キャリア面談の実績多数。キャリアデザイン、およびメンタルヘルス・マネジメントに関する研修登壇も実施している。
貫井 学
発達障がい者の就労支援の専門家
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産業カウンセラー
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国家資格 キャリアコンサルタント
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都内発達障害支援事業所 専門相談員
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発達障害コミュニケーション指導者
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メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種
障害者枠に特化した転職エージェントにて就労相談、仕事のマッチング、定着支援などに従事。その後、企業向けに従業員のカウンセリングや発達障がい者の就労支援に取り組む。都内の発達障害支援事業所にて相談員も務めながら、自治体などで講演も行う。
星谷 みよ子
メンタルの不調を食で改善する栄養療法アドバイザー
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分子整合栄養医学協会認定 分子整合栄養アドバイザー
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臨床分子栄養医学研究会 認定カウンセラー
大手企業のIT部門で15年間勤務をする中で体調を崩し、メンタルヘルス不調も経験。身体と心の不調は一体であることを実感する。治療の過程で分子栄養学に出会い、その効果に感動。
現在は独立し、栄養療法を実践するセミナー、カウンセリング、啓蒙活動を行っている。企業で働く従業員に向けて、実践的なアドバイスに定評がある。
森 ゆき
元エンジニア、IT業界でのキャリア支援実績多数
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Gallup認定ストレングスコーチ
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国家資格 キャリアコンサルタント
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メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅰ種
自身がエンジニアとして10年、技術系人材の育成者として12年の、合計22年間の技術系の職場勤務の中で、多くの不調者と関わる経験をする。
その後独立して現職(株式会社マイキャリア・ラボ代表取締役)。「いいキャリアはいいメンタルとセットである」が信条。